BMW503
ドイツ車といえば、ベンツ、BMW、ポルシェ、フォルクスワーゲン、アウディ等がすぐ浮かぶ。ただ、学生時代(1965年頃)は、高級車のベンツ、大衆車のワーゲン程度で他についてはあまり知らなかった。
しかし、George C. Scott 主演の "The Last Run " という映画を見た時、BMW503 cabriolet に強烈に魅せられた。真にカッコいい車だった。ポルトガルのワインディングロードで大容量エンジンのジャガーに追われるシーンは迫力があり、ここにもBMWの現在のモットー ”駆け抜ける歓び” に通じるものが感じられた。
しかし、スカイラインGT位が憧れで、外車など非現実的で関心は薄れていった。
BMW 328i
家内が同居の母のために車が別に一台欲しいということで近所のBMWのディーラーに一緒について行ってやった。外車なぞ全くその気ではなかったが、車好きとしてはどんな車か見たい気持ちはあった。これがBMWにハマるきっかけになってしまった。
覗いてみたディーラーはアーバンBMWという正規ディーラーで東名川崎インターのほとんど真ん前にあった。ショールームに何台か展示されていたが、最もコンパクトなダークグリーンの3シリーズが気に入った。応対の営業マンS氏は感じがよかったので家内もその気になってきて、数日後には購入を決めてしまった。購入の車は当時3シリーズで一番上の328i で色は深緑だった。方向指示ランプが橙色でボディの色との取り合わせもよかった。
この後、色々BMW車について本で調べたり、BMW主催のドライバートレーニングなどに参加し、その良さを体感していくことになった。
カペラワゴンでの想い出
カペラワゴンでは仕事以外でも週末や連休には子供を連れてスキーやキャンプによく出かけたもんだった。今では無いが当時はカートレインがあり、浜松町から札幌まで往復利用したことがあった。寝台車に車載車両が連結された列車だが、行きは午後3時ころ出発して翌日午前10時ころ札幌到着で、その間食料水分を持ち込まないと途中で補給も出来ず、過酷な旅だったと記憶している。
100,000km以上乗って、ミッションからオイルが滲み出し始めたが、修理見積がかなり高く、結局あきらめて マツダの中古のMPVに乗り換えた。
カペラワゴンは12年程乗ったが、これといった故障もあまりなく仕事に、レジャーに よく活躍してくれたと思う。
マツダ サバンナGTを購入
マツダ サバンナGTを購入 1973年
1970年代初め ツーリングカーレースでそれまで揺るぎもしなかったスカイラインの牙城をロータリーサバンナが崩した。80万円というコストマフォーマンスの良さから一気に購入意欲が増した。必死で貯めた預金をはたいて、ビートブラックのサバンナGTを
購入したのは、1973年だった。その加速性はレシプロエンジン車と比べて素晴らしく回転がいつまでも伸びるんじゃないかという感覚に痺れたものです。
Wikipedia に掲載されているエンジンの詳細は以下のようになっている
タイプ | 水冷直列2ローター |
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排気量 | 573ccX2(1,146cc) |
圧縮比 | 9.4 |
最高出力 | 120PS/6,500rpm |
最大トルク | 16kgf·m/3,500rpm |